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秋に行われた世界平和を祈る竹と光のイベント「竹あかり」。
金沢は茶の湯の文化が盛んで、現在も茶道をたしなむ人が全国一多いといわれています。加賀藩祖・前田利家は千利休から茶の湯を学び、三代利常の時代には指南役として千叟宗室が藩に招かれ、代々茶の湯を奨励したことから今に伝わっています。
そこで世界でも美しいと評価されている金沢の玄関口で、おもてなしの茶の湯の精神を竹の野点茶室「観月庵」として表現。竹は山から切り出したものを使い、数時間でいっきに組み上げるという時間との戦いでもあったが、昼には琴の演奏が、夜には水に浮かぶ茶室が金沢を訪れた人を愉しませた。